看護学校合格マガジン(第11号 1999年4月16日発行)

このメールマガジンは、Pubzine、まぐまぐ、Macky!で購読申込された方にお送りし
ています。購読の解除は、マガジンの最後をお読みください。

ご購読いただきありがとうございます。なるかんです。

新しくご購読いただく皆様、よろしくお願いします。
バックナンバーは、http://narukan.8m.com/ でご覧いただけます。

このメールマガジンでは、看護学校合格をめざす方に受験勉強のコツや学習相談、
さらには受験に役立ついろいろな情報をお届けしていきます。

▲▲▲お知らせ▲▲▲
「看護受験 何でも掲示板」をつくりました。看護受験に関する情報や誰かに聞いて
ほしい悩みや勉強に疲れたときの一言などなんでも気軽に書込んでください。
掲示板はこちらです。http://osaka.cool.ne.jp/bbs/narukan

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
今回は、生物の学習方法とまとめです。

生物を学習するかどうかは、志望校次第です。ですから、志望校が決まらないと受
験勉強はスタートできない。これは、何度も書いた通りです。

生物は一番学習しやすい教科です。
理論と計算の部分が少しありますが、大部分は知識の暗記ですみます。ただ、こう
したいわゆる「暗記科目」は、いつまでたったも「完璧にする」というのは難しい
です。聞いたこともない言葉が、選択肢にあったりしてまごつくこともよくあると
思います。ですからマスターする知識の範囲を始めに制限して、これだけはやる、
ここにないものが出たら「あきらめる」という態度で臨んでください。

ですから、参考書なり問題集なりを決めたら、それの完全マスターにまず取り組ん
でください。参考書、問題集ですが、東京アカデミーのものがよくできていますか
ら、それらを使われたらいいと思います。他のものをすでに購入された方や、お使
いの方は、それをまず徹底的にマスターしてください。問題集や参考書の差より、
それに取り組む姿勢の差の方が圧倒的に影響大ですから、「復習に徹する」これだ
けを心がければ、どれを使っても大差ありません。

週1回程度でだらだら1年続けるより、1ヶ月間毎日やるほうが効果的です。です
から、英語や数学をまず優先して生物はそれらにめどがついてから集中的に取り組
んで下さい。ただし、塾や予備校ですでに「生物の授業が始まっている」という方
は、毎回の授業内容をできるだけその時にマスターしていくつもりで取り組まない
と損です。どの教科でもそうですが、「徹底復習する」という仕組みなしに受験勉
強しても、全く力がつきません。

さて、3月19日の創刊号からのまとめです。

なるかん風看護学校受験戦略

1. ガイドブックを購入して、志望校(受験校)を決める。

2. 志望校の過去問が入手可能か調べて、可能なら早い目に入手する。

3. 学習は1教科1冊主義でそれを徹底的にマスターするよう心がける。

4. 復習に徹する。

5. 国語は重要。苦手な人は、国語以外の教科の学力アップを危機感をもって真剣
に取り組む。

6. 英語は、主語と動詞をしっかり押さえる習慣をつける。単語は、問題を解く中
で問題と一緒に覚えて行くのが一番効率的かつ実践力がつく。

7. 数学は正確な計算力の上に成り立つもの。計算ミスの多い人は、途中の式をき
ちんと書く(きちんとした書き方が分からない人は、途中の計算式まで略さず
に書いてある解答をそのまま写すこと)計算を消さない(できない人ほど答え
が出たら、何のためらいもなく計算を消します。答えを出すためにがんばって
くれた途中の式を消してしまうなんて、かわいそうだと思いませんか?第一、
消す時間がもったいない。5秒や10秒かかりますよね。おまけに消さなくてい
いところまで消えてしまって、また書きなおしている人や消すときにノートや
プリントがくしゃっとなって、そのしわを一所懸命伸ばしている人もいます。
何やってるんだか)途中の式をきちんと書く、計算を消さない。この2つを必
ず実行する。

次回は、模試の活用法について説明します。
______________________________________

質問メールQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQ

第8号に書いてあった「看護医療系の模試」というのは何処で受けられるのかをお尋
ねしたくメールを送ります。学生でなくても受ける事は可能なのでしょうか。
とにかく、自分が何を苦手としているのか(たぶん、全部)分からないので、それを
知る事が大切なのではないかと考えています。
問題集を買ってみたのはいいのですが、「これって、本当に習ったっけ??」という
ものが多くて戸惑いは隠せません。一層、不安になってしまいました。
QQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQ

なるかんの回答AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA

看護医療系の模試ですが、やはり受験者数の多い大手の全国模試がいいです。具体的
には、東京アカデミーの模試ということになります。こちらをご覧ください。
http://www.mmjp.or.jp/tokyo-ac/framemed.htm
尚、国公立大の看護学部や保健学部を受験する人は、これ以外に大手予備校(河合塾
か代々木ゼミナール)のセンター(マーク式)と二次(記述式)の模試も受験する必
要があります。日程を早い目に調べて模試の受験スケジュールを決めておきましょう。

模試の利用の仕方については、次号で説明します。

問題集の問題がすらすらできたら、今すぐ試験を受けても合格するわけですから、半
分以上分からない問題があるのが普通でしょう。焦らずに一つ一つクリアーしてきま
しょう。1回目は基本問題だけをやって最後まで終わらせ、2回目は基本問題と応用
問題をやるなどという方法がよいでしょう。
AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA

質問メールQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQ

はじめまして、私は24歳無職の女性です。
中学の頃から看護婦にあこがれてはいたものの、漠然と「たいへんだから」と片付け
てあきらめてきました。
私は高校卒業後、事務を4年、老人保健施設にてケアワーカーを1年務めました。
老人保健施設での仕事は満足していましたが、人間関係上、辞めました。もう一度ケ
アワーカーとして働いて、介護福祉士の資格を取ろうかとも思いましたが、やっぱり
看護婦になりたい。老人保健施設での看護婦の働きっぷりを見て、そのテキパキした
行動や判断、とても頼りがいがありました。そして、私もそんな看護婦になりたいと
切に考えるようになりました。
しかし、年齢が苦になりました。今から初めて、一人前の看護婦になるにのは、30
歳くらいになってしまう。と。でも、「なるかん」を購読して、本当に励みになりま
した。ここでまたあきらめていたら、きっと一生後悔しただろうと思います。
私もがんばります!なるかんさん本当にありがとうございます。

そこで、本当に初歩的な質問ですが、准看護婦になるか看護婦になるか、いまだに悩
んでいます。「准看護婦問題」も見ましたが、准看護婦の修業は2年で、看護婦は4
年かかるというので、年齢を考えると、どうしても准看護婦にひかれます。
それさえなければ本当は看護婦になりたいところです。学力面(努力面)では「なる
かん」のバックナンバーに「そんなに大きな差はない」との事なので、がんばってみ
ようと思いますし、学費の面でも貯金と親ローンを駆使してやれると思うんです。

私の中での准看護婦と看護婦の大きな違いは「給料」だけで、後は「知識」の差・・・
ぐらいでしょうか。仕事の内容に違いがあるのは知っていますが、昔の同僚の看護婦
の生の声として「やる事は変わらない。」と聞いたので(良し悪しは置いておいて)
そんなものか、と思ったものです。
「給料」はどのくらい差があるのかわかりませんし、病院によっても違うでしょ
うが、特に気にしません。とりあえず、もし准看護婦になったなら、准看護婦のまま
で更に看護婦への道には進もうとは思いません。
准看護婦の方で、やっぱり看護婦になりたいと思う方は多いですよね?!そう思うと、
今、看護婦への道を選べば(逆に)4年間で済むんですよね・・・。

それから、この先、結婚、出産等でどう変わるかは自分でもわかりませんが、訪問看
護に興味があります。(どちらにしても、老人保健施設など、高齢者関係の職につき
たいと思ってします。)訪問看護は准看護婦では無理なのでしょうか?

こんな私は准看護婦になった方がいいのでしょうか?それともがんばって看護婦にな
るべきでしょうか??
QQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQ

なるかんの回答AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA

『なる!看』がなるかんの思った以上にいろいろな方に読まれていることは大変嬉し
くもあり、またなるかんの知識の及ばない事も多くなっています。なるかんもできる
だけ適切なアドバイスができるようがんばりますが、読者の方で「ここはこうだよ」
とお気づきの点がありましたら、ぜひメールなり掲示板なりでご連絡頂けたらありが
たいです。よろしくお願いします。

なるかんは、主に高校生や浪人生を対象に看護学校受験指導を行なってきました。で
すから、原則として准看護学校進学をすすめていません。このマガジンでも初めの方
でそのような事を書いたことがあります。

しかしこの方の場合にもそれが当てはまるか、なるかんには正直判断つきかねます。
准看護学校は2年、看護学校は3年ですから実質1年の差です。この方の場合は、ま
だ25歳ですし、学費の面もなんとかクリアーできそうですから、看護学校がいいと思
いますが、どうでしょうか。

このメールマガジンもなるかんのホームページもまだまだマイナーなので、なるかん
の掲示板も情報収集や情報発信の場としてはまだ機能していません。こういったご相
談にみんなであれこれアドバイスできる場、それをいずれはなるかんでも提供したい
と思っていますが、まだ実力不足です。で、他の方々が同様の試みをりっぱに実現さ
れていますので、そうした掲示板を2つご紹介しておきます。

ひとつは、妻、3児の母親、准看護学生、パート勤務、素敵なホームページの
ウェッブマスターと本当に頭が下がるくらいアクティブに生きておられる「まま」さ
んのホームページ『まま准看護婦への道』です。
http://www02.u-page.so-net.ne.jp/wa2/kan-ichi/
オープニングで表示される「卒業まであと○○日」というメッセージにこの方が毎日
本当に真剣に取り組まれている気持ちがよく表れていますね。ここの掲示板はなかな
か盛り上がっているようです。

また定番どころですが、日本看護協会の『わくわくナースネット』の看護の広場にあ
る掲示板「すくすくナース」は「看護学生やこれから看護婦や看護士になりたいと
思っている人のコーナーです。 日頃思っていることについて意見交換しましょう」
とある通り、なるかんのめざす掲示板そのものです。こちらも活発に書きこみがあり
ます。
http://www.nurse.or.jp/communication/index.html#powerup

上手な情報発信(掲示板に書き込む、質問メールを送る)をして、一人で悩まず早く
自分にふさわしい目標を持って、毎日を「まま」さんのように積極的に生きたいもの
です。なるかんも微力ですが、読者の皆さんの力になるようがんばります。
AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA

■?■
皆さんからのご質問をお待ちしています。あなたが困ったり悩んだりしていること
には、きっと他の人も困ったり悩んだりしているはずです。
どうぞ、なんでもお気軽にメールで質問をお寄せください。お待ちしています。
また、看護婦(士)や看護学校の方からのアドバイスやコメントもよろしくお願い
します。

マガジンへのご意見、ご質問、ご感想はこちらまで=> info@narukan.8m.com

==[なるかん成績コーナー]=====================================================

「この号の内容は役に立った」と思われた方は、こちらをクリックしてください。
http://ranking.yomimono.com/cgi-bin/count?207

その人数をその号の『なる!看』の得点とし、以後の『なる!看』の編集の参考にさ
せて頂きます。
前回の第10号は3点でした。今月の累計ポイント数はただ今35点です。
================================================[http://www.yomimono.com/]==

■____________________________________■

電子出版 : なる!看 (看護学校合格マガジン) 発行数365部
発行者 : なるかん

このメールマガジンは以下の発行システムによりお届けしています。
・Pubzine:ID=446 (Since 1999/03/19) http://www.pubzine.com/

・まぐまぐ:ID=12391 (Since 1999/04/02) http://www.mag2.com/

・Macky!:ID=940 (Since 1999/04/06) http://macky.nifty.ne.jp/

『なる!看』の購読取り消しは、あなたがこのメールマガジンを登録された発行シス
テムでいつでも可能です。また、Pubzine と まぐまぐ の読者の方は、なるかんの
ホームページ http://narukan.8m.com/ からも解除できます。

ご意見・ご感想・ご質問はこちらまで info@narukan.8m.com
「なる!看」のホームページはこちらです http://narukan.8m.com/

■ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄■

See You Again!
Bye Bye …