看護学校受験ガイド なる!看(第56号 2000年4月2日発行)

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1.お知らせ
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5月12日は「看護の日」(フローレンス・ナイチンゲールの誕生日)、この日を
含む週の日曜日から土曜日までが「看護週間」です。ホームページの掲示板によ
うこっちさんが書き込んで下さっていますが、この期間の前後、全国で「ふれあ
い看護体験」が行なわれます。詳しくは下記ホームページでご確認下さい。

■2000年「看護の日」「看護週間」について
http://www.nurse.or.jp/jna/days/kango.html

尚、看護婦・看護士を目指す方、絶対に(!)参加してください。各都道府県の
実施施設や実施日は下記で確認できます。社会人の方は、早い目に休みを取れる
よう調整して参加してくださいね。受験合格のために参加するというのは趣旨と
は異なるかもしれませんが、看護現場を少しでも体験しておくことは、出願時、
面接時にきっと役に立ちますよ。

■ふれあい看護体験 実施施設
http://www.nurse.or.jp/jna/days/kenbetu.html

『ふれあい看護体験』について上記ホームページから引用しておきます。
◇全国行事『ふれあい看護体験』◇
全国行事「ふれあい看護体験」は市民のために保健医療福祉施設がドアを開き、
見学や簡単な看護体験、関係者との交流などを行うイベントです。
病院、老人保健施設、特別養護老人ホーム、訪問看護ステーション、保健所が
それぞれにユニークなプログラムで実施します。

市民が医療・看護・介護関係者と一緒にこれからの保健医療福祉について考え
たり、実施施設にとっては地域とのコミュニケーションや情報提供の、貴重な
きっかけとなっています。参加者は、高校生や主婦・会社員・定年後の方など
広い層に渡っています。

近年の傾向としては、中高年の男性の参加が増加しています。今年も大勢の参
加をお待ちしています。

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2.なるかんゼミ
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約1ヵ月ぶりの発行です。
皆様お元気ですか。
このメールマガジンも創刊してまる1年が経ちました。1年前。皆様はどういう
境遇で何をされていましたか。そして今は?

受験というのは、その先の進学が前提ですから、希望通り「合格」出来た場合は
1年後の自分の環境が大きく変わります。たとえばこのメールマガジンを最初の
頃からお読み頂いていた方の多くは、1年前は「会社員」「大学生」「主婦」と
いう立場でした。そして今は会社員を辞め、大学を卒業し、主婦をしながら新し
い学校への入学を目前にされているのです。

なるかんの境遇も大きく変わりました。

1年前は大阪府下で小さな塾を経営していました。大学卒業と同時にスタートし
た塾です。創業時から看護受験コースを設けていましたので、看護受験指導暦十
数年ということになります。主に高校生を対象に指導してきました。この経験を
元に看護受験についてのメールマガジンをスタートしたのです。

いざメルマガを発行し、ホームページを公開してみると、なるかんの予想外の事
が起こりました。社会人や大学生からもう一度看護学校を受験するという方が、
非常にたくさんいらっしゃっることに気づいたのです。「リターン受験」という
言葉も1年前には知らなかったのですから「井の中のかわず」状態ですねえ。

確かになるかんの塾にも数年前から大学生や社会人、主婦の方が看護学校受験の
ため相談に見えたり、入塾されたりしていました。ただ志望校が准看護学校であ
ったり、進学コースであったりで、その方のために新たなコースを設けることも
できず、個別指導したりしていました。

なるかんの塾には看護受験以外に大学受験や高校受験のコースもありますが、ど
れも最近は生徒募集がぱっとせず、塾を廃業しようかなと考えていました。生徒
募集が悪いだけでなく、入塾してくれる生徒の学力も年々低下傾向で、塾を続け
ることに興味を失い、昨年末で塾を廃業しました。看護受験組や大学受験組は幸
い推薦入試で早々と進学が決まっており、残る中学生は近所の塾が引き受けてく
れましたのでスムーズに廃業できました。

という次第で1年前は学習塾経営、看護受験指導者としてこのメルマガを発行し
ていたのですが、1年後の今は大阪市内の企業のIT事業部の立ち上げ責任者を
やっています。なるかんとしては、生まれて初めての会社づとめ。給料をもらう
のも初めてです。社長直属の部署で上司はいませんから、好き勝手にやっていて
この点は塾を経営していた頃とあまり変わりないのですが、自由な時間は本当に
少なくなりました。

会社でなるかんのホームページのメンテナンスをするわけにもメルマガを書くわ
けにも行かず、土曜日や日曜日しか時間が取れません。ご質問への回答も土日に
まとめて書いているような状況です。新事業部用の事務所が出来たので、今月か
ら本格的に事業構築に取組みます。自分が企画した事業のパンフレットが先月末
に完成して、3月31日には契約第一号。今月からはこの営業も大切な仕事です。

看護受験指導への未練はあるのです。いろいろ試行錯誤してきましたから、受験
生の立場にたった予備校のあり方とか運営プランも考えています。IT事業の立
ち上げに成功したら、また看護予備校をはじめようかなとも少し思っています。
あるいはネット予備校もいいかも。でも今の事業部を新会社に独立させるプラン
やあたらしいベンチャービジネスを立ち上げる夢もあり、さあどうなることか。

でも当面は、自分のITスキルの向上と営業力強化、人脈形成が課題。1年前に
は思ってもいなかった展開です。

いずれにせよ、なるかんの経験や知識がこれから看護学校を目指す方に少しでも
役に立つのなら、このメルマガやホームページも続けていきますので、今後とも
よろしくお願いします。

来年受験される方、受験は基本的に1年周期です。したがってホームページの
バックナンバーで1年前のメルマガをお読み頂けば、大体その時期に何をしたら
良いかアドバイスしています。参考にして下さい。

今この時期にすべきこと。

1)受験ガイドブックを購入する。志望校を決める。
受験科目や社会人の受験資格や学費など個々の学校によって異なる事を質問さ
れる方が後を絶ちません。これらは看護受験について一番手に入りやすい客観
的な情報です。この程度の情報も自ら集められないようでは、高校生ならとも
かくリターン受験生としては「?」です。もっともこれは何度も何度もここで
書いてきたことです。

2)看護受験の模試について調べる。
大手予備校の看護受験模試の日程はすでに決まっています。それを調べて、模
試の受験スケジュールを決めてください。何事にしても「決める」事は大切。
志望校を決める。予備校や塾に通ううかどうか決める。どの予備校や塾に通う
か決める。どれも完璧な情報が入手できるわけではないので、なかなか「決め
がたい」事ですが「看護婦・看護士になる」と決めたことに比べたら、些細な
こと。自分の目で見て、感じて、自分のフィーリングに合うものに決めること
ですね。

看護大学や看護短大ならともかく、多くの看護専門学校の入試レベルは大変低い。
試験範囲も狭く入試の問題レベルも教科書レベルです。中学までの勉強が普通に
出来ていればだれでも一から勉強して十分合格できます。

最後に「わくわくナースねっと」
http://www.nurse.or.jp/

に「平成12年3月30日発表 国家試験合格速報」が掲載されています。
http://www.nurse.or.jp/hot/kokushi12nen.html

保健婦、助産婦、看護婦国家試験の合格状況一覧です。別のページには合格者の
受験番号も掲載されています。平成12年度の国家試験合格率は非常に高い。ほと
んどの方が合格です。詳しくは上記をご覧下さい。

国家試験は4年あるいは5年後の話。まずは1年後の看護学校の入試に向けがん
ばりましょう。

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3.看護学校合格体験記、その他看護受験に関することなんでも募集
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看護学校合格体験記を募集中です。
お気軽にメールでご投稿下さい。連載形式で毎回少しずつの投稿でもOKです。
その他、看護受験に関する内容を幅広く募集中です。

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5.編集後記
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前回55号の発行から約1ヵ月。メールマガジンの発行者サイトに入るためのパス
ワードをすっかり忘れていました。年取ると忘れるのも早いですね。

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メールマガジン名:看護学校受験ガイド なる!看
発行数:950部 (Pubzine167部/まぐまぐ783部)
発行者:なるかん

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