ガイドブックを買って来ましたね。

では、志望校を決めましょう。

まず、第一志望、自分が進学したい学校の種類、
つまり大学か短大か専門学校かを決めます。

難易度から見た併願の可否は

大学>短大>専門学校

です。

自分の第一志望の学校の種類より右の学校は
併願可能ですが、左の学校はムリです。

短大志望なら、短大と専門学校を受験することになります。

ただし、専門学校より大学や短大の方が社会人入試 がさかんですから、
社会人入試を利用するということであれば、
第一志望は専門学校で、その科目にあわせて勉強し、

大学や短大の社会人入試(多くは小論文と面接)も
受験するということは、有効な選択肢の一つです。

社会人入試は人気が高いです。

しかし、現役高校生の指定校推薦のように、
合格がほぼ約束されている試験ではありません。

学校によっては、社会人入試より
一般入試のほうが入り易い状況です。

「運が良ければ合格できる」

くらいに考えて、入試対策はあくまで
一般入試をメインにしないといけません。

学力と環境(学費負担が可能かどうか)に合わせて、
大学か短大か専門学校かは自ずと決まってくるようです。

私立の看護系大学では年間200万円以上かかるところもあり、
また公立の専門学校では10万円以下のところもあります。

どちらで学んでも、同じように看護師国家試験の
受験資格が得られ、合格すれば同じ看護師です。

尚、3年制の看護学校と4年制の看護大学(又は看護学部)の差 もお読みください。

一般的には、大学や短大は看護学を理論面から学ぶ傾向が強く、
専門学校では看護学の実践面を中心に学ぶ

という違いはあるようです。

その分、専門学校では実習のウェートが高いようです。