看護学校合格マガジン(創刊号 1999年3月19日発行)
ご購読いただきありがとうございます。なるかんです。
このメールマガジンでは、看護学校合格をめざす方に受験勉強のコツや学習相談、さらには受験に役立ついろいろな情報をお届けしていきます。
あなたの受験勉強のよきアドバイザーとなるようがんばります。
合格までどうぞよろしくお願いします。
1-1 看護学校受験の特徴は何か?
1)学校の入学試験のレベル差がとても大きいです。
一口に看護学校と言っても専門学校・短大・大学と様々な種類の学校があります。
国家試験の受験資格はどの学校を卒業しても得られますので、自分の環境や学力にあった看護学校を志望校にすることが、合格の一番のポイントです。
まず、自分にあった看護学校を見つけましょう。
2)受験に必要な教科・科目数も学校によって大きく異なります。
基本パターンは、国語、数学、英語の3教科です。これに理科(生物指定、もしくは生物・化学から1科目選択)が加わる学校もあります。
国立大学をめざす場合はセンター試験を受ける必要があります。
作文や小論文を課す学校も多いので、国語が得意な人は有利です。
苦手科目を1教科にとどめないと合格はむずかしいです。
3)推薦入試が増えてきました。
主に現役生へのアドバイスですが、推薦入試が増えています。学校の定期試験で毎回確実にポイントを重ねておくことです。ただし、すでに高1・高2で遊んでしまった人は、残念ですが手後れですねえ。一般入試に備えて実力をつけましょう。
4)受験生が多種多様です。
これがこのメールマガジン発行の一番の理由です。普通の大学や短大受験は99%高校生と浪人生です。
しかし、看護学校の場合は、もちろん現役高校生が大半を占めますが、専門学校や大学を卒業した方、社会人の方、主婦の方なども大勢受験されます。またこうした方の割合は年々増加しています。
このメールマガジンでは、高校生はもちろんですが、なかなか勉強の環境を整えるのが難しい方々にも効率的に受験勉強が続けられるようなアドバイスを提供したいと考えています。
1-2 まず何をするべきか?
1)とにかく志望校を決めることです。
受験生にアドバイスして一番実行してもらえないのが、これです。
「どこを受けていいかわからない」「もう少し勉強してから考える」などいろいろな理由でなかなか志望校を決めようとしません。
しかし、受験勉強は志望校を決めないと本当はスタートできません。来年の入試まであと約300日。もう1日もムダにできないのです。
志望校を決めずに、「まあとりあえず(?)英語と数学と国語と生物をやっておくか」なんて言う人が本当に(!)います。
で、9月ごろになって、英語も数学も実力不足だからとまず生物の勉強を放棄。
で、11月ごろになって、「数学もダメみたい。どこか国語と英語で受験できる学校はないかしら」
なんて受験生を毎年みかけます。
時間と費用がもったいないです。第一、こんなやり方では合格はおぼつきません。
2)武器を揃えよう。
受験に絶対必要な武器。まず、志望校を決めるための看護学校ガイドブック。
志望校がまだ決まらない人は、必ず1冊購入してください。
大きな本屋さんの看護婦関連のコーナーに何種類かならんでいるはずです。
おすすめは、
『看護・医療系学校入学全ガイド』(株)さんぽう 発行
です。
掲載されているデータは平成11年入試用、つまりこの春の入試日程・要項です。
皆さんが受験するのは平成12年入試ですが、その日程や要項が出揃うのは秋以降になります。
入試日程や入試科目は大きな変更はあまりありませんから、平成11年版(平成12年入試用と書いてあるかもしれませんが、今の時期の書店に並んでいるガイドブックの中味はすべてこの春の入試要項です)を買って志望校を決めてください。
本日の宿題————————————————————-
来週までに志望校を決めておいてください。
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志望校を決めたら、受験科目に合わせた参考書や問題集を選びます。
さあ、どういったものを選ぶか。
次回はこのあたりをお話します。
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電子出版 : なる!看 (看護学校合格マガジン)
発行者 : なるかん
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